旦那の浮気で離婚
私も知らんかったのですが、民法では、裁判で離婚することができる『離婚原因』というものがあるのです。
離婚原因は、次の5つです。
・配偶者に不貞な行為が合ったとき
・配偶者から悪意で遺棄されたとき
・配偶者の生死が3年以上明らかでないとき
・配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
・その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき
この中の一番目の、不貞行為とは浮気です。
私というカワイイ妻がありながら、アホな旦那がブッサイクな女とセックスしたことです。
これで、裁判で離婚することができるのです。
ただし、裁判で離婚するためには、裁判官に『離婚原因』を認めてもらうことが必要なんです。
そのためには、裁判官が納得するような証拠が必要です。
でも、原一探偵事務所のお蔭で、旦那の浮気の証拠は手に入りました。
しかも、濃い濃い内容の浮気現場の証拠です。

慰謝料をもらう
旦那が許せないので、離婚を決意したのですが、その時に気になるのがお金です。
妊娠中なので、新しい職を探すわけにはいきません。
就職してすぐに、産休・育休をとらせてくれる会社なんてありません。
そこで大切になるのが、旦那に対する慰謝料の請求と、お腹の中にいるカワイイ赤ちゃんの養育費です。
巷では、浮気の慰謝料は50万円から300万円程度とは聞いてました。
それで、慰謝料はどれくらいもらえるのか、原一探偵事務所の聞いたんですけど、明確な基準というものはないらしいのです。
ただ、これまでの判例などを参考にした目安としての料金は、ある程度教えていただきました。
・夫婦関係を修復する場合は、50万円~100万円。
・浮気によって別居になった場合は、100万円~200万円。
・浮気によって離婚になった場合は、200万円~300万円。
『グフフ、旦那だけでも300万円もらえるかも・・♪』と、一瞬思ったのですが、調停や裁判で金額が大きく変わるそうなんです。
しかも、ない袖は振れない・・。
ウチのアホ旦那では、そんな大金持ってないし・・。
でも、こっちも生活かかってるんやから、がんばって、チョットでも仰山慰謝料もらえるように頑張るしかない。
裁判まで行って、慰謝料が決定される場合は、たくさんの項目を勘案して、裁判官が決定するそうです。
例えば、
・旦那の浮気(不貞行為)によって私が受けた精神的苦痛の程度
・浮気(不貞行為)によって夫婦関係が破綻したか
・旦那の年齢
・結婚年数
・浮気(不貞行為)していた期間
・浮気(不貞行為)の回数
・どっちが浮気(不貞行為)に積極的だったか
・浮気相手の財力
・旦那の社会的地位
など判断材料となるようです。
私は、原一探偵事務所に相談しながら、弁護士さん得尾紹介してもらって、離婚調停でまとまりました。
金額については、浮気相手に慰謝料を請求するページで、お話ししますね。

養育費をもらう
慰謝料とは別に、これから生まれてくるかわいい赤ちゃんのために、養育費ももらわなアカン。
養育費は、慰謝料と全く別の考え方で、子どもに対して親権を持たない親が払うものだそうです。
養育費も、それぞれの状況や経済力等によって、双方の話し合いで決めることです。
通常の相場で言うと、月1万円~6万円だそうです。
私の場合は、離婚時は妊娠中だったので、出産後から大学卒業までの期間として、弁護士さんがまとめてくれました。
金額は、月5万円です。
ホンマは、もっと欲しいけど、アホ旦那では、これが限界かもしれませんね。
養育費は、離婚調停の和解や離婚裁判の判決で、養育費の支払いを定めても支払われないケースも多々あるそうです。
この場合、家庭裁判所から支払いの勧告(履行勧告)や支払いの命令(履行命令)をしてもらうことができます。
でも、履行勧告には、強制力はありません。
履行命令も、実際のところ実行力は貧弱です。
養育費に関しては、公正証書を作成して、強制執行できるようにしておくのがおすすめです。
養育費が支払われなくなったら、強制執行で旦那の給与を差し押さえることが可能なのです。
私らみたいなアホには、慰謝料やら養育費の法律的なことは、よう分からへんので、原一探偵事務所の顧問弁護士のお蔭で助かりました。
慰謝料請求の時効
そうそう、慰謝料の請求で、注意せなアカンことがあります。
慰謝料の請求には、時効があるんです。
原則として、離婚が成立してから3年経過すると時効によって、慰謝料は請求できなくなります。
さらに、離婚に至った原因行為から生じる精神的な苦痛に対する慰謝料、つまり旦那の浮気による精神的な苦痛に対する慰謝料は、浮気を知ったときから起算して3年で時効になるんです。
浮気の事実を知ったのに、グズグズしてると、3年くらいアッという間に経ってしまいます。
旦那の浮気の真相が分かればすぐに、旦那にも浮気相手の女にも慰謝料を請求する準備を始めないと手遅れになる可能性があります。
ご注意を!
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